生活福祉資金特例貸付借入を申請したお客さまの話

中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ

2020年04月03日 19:43

「現金給付、1世帯30万円 所得減」こんな給付金が決まった今日ですが…

一昨日ころまで、安倍総理が発言していたフリーランスや個人事業主の生活がとくに厳しくなっている方に対しての生活資金「貸付制度」がコレです。

各地の『社会福祉協議会』で相談が始まっていて、諏訪市では3月25日からスタートしています。


この制度は「個人事業主」の方も利用できるので、通常の融資とあわせてご紹介をしています。

ただ、貸付の可否の基準が全くわからない制度なので詳しくはご説明出来ませんでした。

そして、本日、お客さまが申込に言ってきたので、その状況をお聞きしてみました。


◯結果的には「やっぱりわからない」

申込自体はとってもかんたんです。

1)社会福祉協議会に電話をして相談日時を予約する。

2)下記を持参して予約した日時に行く
・身分証明書(諏訪市に住んでいるという証明)
・売上(昨年の1~3月、今年の1~3月)
・事業をしている証明(今回の場合は「名刺」)

3)申込書をその場で書く

4)質問に答える。(難しいことは聞かれない)

5)後日、申込書と売上を見て長野県社会福祉協議会が審査してOKなら指定口座に振り込まれる、NGなら振り込まれない。そして可否の連絡は一切ない。

こんな感じです。

そして、肝心の「可否の要件」は結局 「不明」 なんです(ブラックボックス)

お客さまからいただいた諏訪市バージョンの説明書を下記にシェアします。
ご興味があったらご参考にしてください。

◯諏訪市社会福祉協議会の説明(相談の際に渡された)



ちなみに、個人事業主だと1回に20万円が申請できます。

今回の給付金とこの貸付金を合わせると50万円が調達できますので、個人事業主の方は、今回の有事で利用できる一つかと思います。

◯生活福祉資金特例貸付について(全国社会福祉協議会)
https://www.shakyo.or.jp/coronavirus/shikin20200324.pdf

関連記事