『新型コロナ対策特別貸付』で耳寄りな話

中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ

2020年04月15日 17:50

新型コロナウイルスの支援内容がどんどん追加になっていったり、拡充していっています。

そして「貸付制度(融資)」で大きく拡充になるのがコレです。

※訂正済:画像間違えました。




表現が分かりづらいので、噛み砕きます。

※「都道府県」ですが、僕の職場は「長野県」なので…

・長野県の制度資金が新しく作られたり、拡充されたりします。
・利息の補給があるので、ちゃんと返済をした企業は3年間実質無利子になります。
・3年経過すると基準金利(長野県は1%なりそうだと言われています)に戻ります。
・保証協会が付いている既存の融資制度を借換できます。
・上記は他行の融資であっても借換が可能です。

注目すべきは

『保証協会の既存債務を、他行をまたいで借換出来る』

こと。

利用する企業にとってはメリットが高いと思うんですが、
金融機関にとっては、これ、どうなるんだろう…

ちなみに、長野県でもこの辺を考慮していて、融資上限額(もしくは借換上限額)を3000万円より低く設定する事を検討しているそう。

ま、そんな大人の事情はさておき、使う側にとってはメリットが高い融資制度になることは確かです。

◯金利と保証料の基準
◆個人事業主
・売上 5%減少で「保証料」「金利」ゼロ

◆法人
・売上5%減少→「保証料」半分
・売上15%減少→「保証料」「金利」ゼロ

◯対象要件
・セーフティネット4号、もしくは5号、危機関連補償の適用。


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