第三舞台、鴻上尚史といえば、僕世代で小劇場が好きだった人ならピンッと来るはずです。
僕は小劇場が大好きで、当時連れて行ってもらったり、DVDを買ったり、台本を買ったりしていました。
オッサンになり、小劇場からちょっと離れていた最近、鴻上さんのこんな本に出会いました。
『同調圧力』
日本を襲ったのは「新型コロナウイルス」だけではなかった。
こんなアオリ文章から始まる内容、コロナ禍の中で、いわゆる「自粛警察」の台頭、感染者に謝罪を求め、営業を続ける飲食店やライブハウスにクレームをつけ、都会から来た人々に嫌がらせをする。
そんな自粛警察が放つ異様さで、多くの人が疲れ切っていった…
そんな「異様さを持つ空気」を「同調圧力」と呼ぶそう。
多数派や主流派の意見に従えという、暗黙の「命令」だそう。
そして日本は、同調圧力が世界でも突出して高い国だという。
そのメカニズムを解説した本がこの「同調圧力」です。
日本特有な「世間」と「同調圧力」が支配する日本社会を鴻上さんが解き明かしているといった内容になります。
発売後2週間で4万部を突破したベストセラー本です。
コロナに感染するよりも怖い「他人の目」
そんな感情を生み出している日本特有の社会とは…ちょっと気になったのでポチっちゃいました。