大手食品メーカーは年末のリベンジ消費をすでに見込んでいる

中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ

2021年08月07日 17:42

先日、大手食品メーカーの営業をしている友人との会話で「なるほど~」がありました。

友人の勤める大手食品メーカーでは、10月以降の売上見通しを昨年度比200%以上で見積もっているそうです。

そのメーカーは飲食施設や宿泊施設等への業務商品と家庭商品があったため昨年2020年の売上は10%以上の減、営業利益は20%以上の減と数字だけ見ると「そんなんぢゃないぢゃん…」と感じると思いますが、大手企業なので「うんと少なくなった」となります。

売上の10%しか減になっていない企業が200%以上の見積もりをだしているわけです。
いわゆる我慢していた商品が一気に爆発する「リベンジ消費」が年末に来ると予想しています。


※ジブリ公式webサイトから

そして、その営業が気にしていたことが「なるほど~」でした。
それは…

『リベンジ消費を受けられる人材がお店に確保できるか?』です。

新型コロナの影響で経費縮小をしたため、スタッフさんを減らして営業している店舗や施設は多いと思います。
そして、一部業界では景気回復が始まっているのでそこのスタッフさん働き始めています…というだけではなくその業界でも人手不足が課題となっています。

年末までの3ヶ月間でリベンジ消費を受けられる店舗を用意できるのか?

これが心配だと友人は取引先を周り伝えているそうです。

現在は第5波の真っ只中なので、実感がわかないかもしれませんが、景気回復、そしてリベンジ消費はすぐそこまで来ているのかもしれません。

だれもわからないかもしれませんが、大手食品メーカーの見通しは「回復する」だそうです。


■こちらの記事もあわせてお読みいただけたら嬉しいです
2021/08/05
僕の住む長野県箕輪町は比較的コロナワクチン接種のスピードが早いようで、2週間ぐらい早くコロナワクチン接種が進んでいるようです。僕も当初はお盆過ぎだったのが、町で予約したら本日になりました。ということで、予約の午前9時にワクチンを接種しましたがた…8時間たった現在、何もおきていないという状況で…



関連記事