何度も何度もあっていたり連絡をもらっていたりするといざというときにその人の顔が浮かんでくることがありませんか?
あと、なんだか親近感が湧いて話しやすかったりする経験ってないでしょうか?
逆に、本当にご無沙汰になると、いざというときにその人の顔が浮かんでこなかったり、浮かんできても話しかけづらかったりした経験がないでしょうか?
僕自身、このような経験は幾度とあって…というか、かなりあるような気がします。
長野県大町市に「おおまぴょん」という市のキャラクターがいます。
いわゆる市町村の「ゆるきゃら」ですが、このおおまぴょんの露出度が非常に高いんです。
市役所も商工会議所もいろいろな団体が使っているから街の至るところに登場していて大町市でおおまぴょんを見ないことはないと思います。
というか「あそこにも、ここにも…このキャラどれだけいるの?」と多くの人は思うぐらいです。
このくらいアチラコチラで目にすると、当然知名度もあがるし、愛着度も上がります。
ちなみに、前職でお世話になった50~60歳以上のおっさんに聞いても「おおまぴょん」の名前はわかりませんが、その存在ははっきりと認識しています。中には「おおまぴょんはなー」なんて教えてくれるおっさんも。
◯◯を知ってもらう、愛着を持ってもらうために接触する頻度を上げる。
これって、商売や当然商工会議所でも同じことだと思いませんか?
例えば新型コロナで外食を控えていたお客さまが、制限解除後に行くお店を選択するとき、きっと新型コロナ禍でも接触頻度が高かったお店が選択肢に上がってくるような気がします。「制限解除になったからリアルに逢いに行きたいね」みたいな感じだと。
こんな事例も
DesignNAP Drフジコさん(藤戸さん)教えてもらったことがあります。
和歌山市にはお土産やお使い物のトップに君臨する
「紀州銘菓 かげろう」というお菓子があるそうです。
各お菓子屋さんは「かげろうに追いつけ追いこせ」みたいな目標になっているぐらいだそう。
その商品は街の至るところに看板が出ていて、このお菓子を知らない人でも気になっちゃうんぐらいの接触頻度だそう。
実際に気になって購入といった販売の組み立てだそうです。
こんな話から、もしかしたら「接触頻度の高さ=売上高」という考えもできるかもしれません。
ぢゃ、どうやって接触頻度を上げていくのか…
それは、お近くの商工会議所、商工会のスタッフさんに聞いてみてください。きっと助けてくれると思います。