今年もあと2週間となりました。
仕事の大晦日は3月ですが、アメフトでいう「第3クオーター」ということで振返りをしてみました。
今年4月から挑戦しているのが「専門家による個別支援」です。
全国の商工会議所、商工会では当たり前のようにやっていますが、当会議所ではずっと、ずーと避けていた支援方法です。
具体的には、専門家と商工会議所のスタッフが事業者さんの経営上の悩みを聞くことで、表面的な経営課題だけではなくその原因の源泉となっている箇所の気づきを得てほしいという目的の支援となります。
商工会議所的には「伴走支援」という言葉で表現されていて、今年は今までに十数者の皆様と対話をしてきました。
助けてくれる専門家の方々の対話力がうんと素晴らしく、支援を受けた多くの事業者産が支援の目的どおりの気づきをしてくれて、そのうち数社がすでに自走をし始めたり、その兆しがあったりします。
そしてもう一つ、こちらは挑戦というか事業者さんの声に僕が思う商工会議所の未来を創造させてくれたこの言葉です。
『自分の考えを他の人に見てもらって、その人の意見を聞くこと自分では考えもつかなかった、気が付かなかったことを知ることも分かるし、アイディアももらえるから、うんといいんだよね!」
それは現在開催している「第3期利益の組立図を作るゼミナール」に参加している事業者さん数名が僕や、参加していない事業者さんに伝えたことです。
このゼミナールでは、実際に作った事業計画をみんなで見合って、意見やアイディアを交換し合う「ワイワイガヤガヤワーク(通称:ワイガヤ)」があります。このワイガヤが新しい発見があると言ってくれる参加者が今年は多いんです。
しかも、参加していないお友達の事業者さんにも「これいいよー!めっちゃ発見あるよ!」って伝えてくれる方も。
確かに僕もそう思うんです。
ちょっと前のブログにも書きましたが、一人で悩んでいてもなかなか自分でもいいねーと思うアイディアは降りてきません。
10人入れば、10人の個性があるように、その見方も10種類あります。
2021/12/17
一人でモンモンと考えるより、何人かでワイワイガヤガヤ相談すしたほうがナイスアイディアやヒラメキが降ってくることって多くの方が知っていると思います。でも僕の場合その「ワイワイガヤガヤ」を創るのがうんと難しい…あくまで僕の場合です。現在、仕事でとある案内パンフレットを作成しています。ただ、今まで…
ということはですよ…
上記に書いた「専門家による個別支援」にも専門家だけではなく誰かの個性が入ったらもっといいことが起こるんぢゃないか?と。
そんなコトをモンモンと思っていたときにハッと思ったのが「事業者さんどうしが支援しあえる仕組みができないか?」ということです。
なんと説明したらいいのか難しいですが、例えば「専門家の個別支援に他の事業者さんが同席して、意見交換をしてみる」とか、「事業者さんどおしが自分の思っていることを意見交換しあえる機会」とかどんなふうに実現したらいいのかはモヤモヤしていますが、商工会議所の新しいサービスとして提供できたらな…漠然と感じています。
…よく考えてみると、これって現実には結構あって、大きい所だと
「長野県中小企業家同友会」とか、小さいところだと仲のいい経営者どうしの飲み会(
無尽的に定期的に開催されているやつ)とかすでに仕組みかされています。
商工会議所らしい…ワイガヤでいいアイディア出ないでしょうか?