思ったような成果が得られなかった…その理由はこの3つ

中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ

2020年12月11日 17:46

チラシを一生懸命作ったのに…
POPを苦労して作ったのに…
広告を有料で出したのに…

全然効果が得られなかったんだよね(T_T)

このような話をよく耳にします。
僕自身も、こんなことばかり思っているからよく、よ~く気持ちは解ります。


第2期 利益の組立図を作るゼミナール 3日目で学んだことの1つ

『成果が出なかった理由は大きく3つしか無い』



その3つは下記になります

1)そもそも見られていない
2)ぐっと来なかった
3)不安があった

1)そもそも見られていなければ、その人にとっては「ない」のと同じことです。
例えばチラシ。その人にとってとってもお得な情報が書いてあったとしても、そのチラシをその人が手に取らなければ全く意味がありません。

手にとったとしても2)ぐっと来なければ「な~んだ?私には関係ないや…」といって戻してしまったり、捨ててしまいます。

では2)ぐっと来た人=興味を持ったり、欲しいという気持ちが湧いてきたりしたらすぐに行動に移るのか?

移りません。その理由は3)不安があるからです。

例えば、保険会社からの勧誘
大好きなお菓子、しかも人気店のお菓子で売切れていてなかなか購入することが出来ないお菓子を「ご来場するだけで全員にプレゼント!」と書いてあったら…行きますか?

多分僕なら行きません。
というのも、その後、保険屋さんの鬼のような営業に付きまとわされそうだからです。
しかも大好きで貴重なお菓子を無料でもらったという心理的なプレッシャーも…(返報性の原理

という不安=安心感がないので行けません。




◯実践に対し振返り=検証が必ず必要

思うような成果が得られなかったのは、必ず上記の3つの原因に当てはまります。
ただ、多くの小規模企業は「効果がなかったのは◯◯のせいだ」とそれほど振返り=検証せずに終わってしまいます。

もしかしたら、少しの工夫で劇的な成果が得られるかもしれませんが…

首都圏にある食品スーパー成城石井はそれを徹底しているそうです。

「商品が売れないのは、商品が悪いわけではない。売り方が悪いんだ!」

そうです。上記の3つを検証し、修正し、実践する。このサイクルを回しているそう。
(ある一定回数回し、本当に成果がない場合は『諦める』ことも大切にしているそう)

自分の努力に対し、成果の実感が出来ないと「なんだよ~、だめぢゃん」ってネガティブになってだんだんお嫌になって実践を止めてしまう。
そうなる前に「ナゼ仮設があっていなかったのか?」を振返り、検証をしてみてください。

ちょっとした修正で、びっくりするような成果が生まれるかもしれません。
※今回のゼミでもそのような事例をいくつか紹介されました。

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