あなたが商う理由はなんですか? 今だからこそ自分に問いかけてみる

中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ

2021年03月19日 16:55

3月17日に開催した商い未来研究所・笹井清範さんの講演の続きです

この講演で僕自身幾つかの気づきがありました

その中で最も深く印象に残っているのがこの問いかけでした

『あたなが商う理由はなんですか?』

単純明瞭ですが、とても深い質問だと僕は感じました。

商売は今日のものではない。
永遠のもの
未来のものと考えてもいい。
それでこそ、
本当の商人なのである。
人は今日より
より良き未来に行きねばいけない。




笹井さんは倉本長治さんの教えからこのように教えてくれました

誰もが今日以上に幸せな生活を得たいと思っていると思います。
多分ですが今日より不幸せになりたい…なんて思っている人は全世界に1人もいないと思います。

商売とは人が今日よりより幸せになれるよう、その人のより幸せな未来を望んでおこなうもの。

そう、「何かのために」 よりも 『誰かのために』




お店や企業の『誰かのために』がお客さまに伝わったらお客さまはきっと幸せを感じるし、印象にも残ると思います。
これが商売繁盛に繋がるための「あり方」なんだろうな…と僕は思いました。

「商売は利潤の追求」
「商売は幸せの追求」

現代の中小、小規模企業にとってどちらがしっくりくるでしょうか?

「あたなが商う理由はなんですか?」

よかったら、この機会に自分に質問してみてください。

笹井さんの講演についてはまだまだ印象に残っていること、そしてお伝えしたいことがありますが、おいおい書いていこうと思っています。

◼コチラの記事もあわせてお読みいただけたら嬉しいです
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