お金の話なのに…読み終わったらうんとあったかい気持ちになった!

中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ

2021年12月23日 18:08

子ども向けだけど、大人が読んでもうんと気づきや参考になる本って沢山あると思います。
そんな本に出逢っちゃいました。




小学校5年生のケント君が、お父さんがおじいちゃんから継いだ街のレストランをお金を勉強しながら立て直すという内容です。


※作者「田中靖浩さん」のnoteから


ケント君のお父さんとお母さんが営むレストランは近くにファミレス等々が出来てお客さまが減り続けています。
お父さんとお母さんの会話はお金のことばかり。
そしてお母さんはついに働きに出ます。

ケント君はそんな状況から逃げ出したくて使うことを楽しみにしていた貯金箱を壊してゲームを買おうとします。

かちゃーん!って貯金箱を壊したら、なんとびっくりウサギのウサやんが現れます。

ケントくんはお父さんとお母さんが以前のように仲良くなるように、ウサやんと一緒にお金について学んでいきます。


ココまでの内容だと「よくある会計を教える内容なんだなー!」という感じですが、後半の「ワクワクを仕込む」やお友達のヒロシ君がカッコいい「笑顔があればいつかははねる」、お父さんがうんとカッコいい「ありがとうをふやす」、そしてウサやんからの手紙…

この部分でうんとあったかい気持ちになれて、オッサンウルウルでした。(そして、何回か読み返した)

レストランが題材なのでうんとわかりやすいし、こども向けなので1~2時間で読めちゃいます。それなのにとてつもなく気づきがあるこの本、多くの方に読んでほしいなーって思ったからご紹介しました。


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