2022/01/06
ここ数年親から子供へ事業を引き継ぐ事業所さんが増えてきたように思います。
商工会議所には個人事業主の方々の相談が多いので難しい案件はそれほどないように思えますが、皆さん頭を悩ましているのが「新代表である息子さんから、先代のお父さんに対しての給与額」です。
お父さんは以外にも「このくらいほしい」と具体的な金額は言いません。
そして息子さんからも「このくらいでいい」は言いづらい状況です。
で、結局最後まで決まらない…
そんな感じが多いような気がします。
そんなときに僕は基本を伝えて最終的に第三者に入ってもらうようにしています。
まず基本となるのは「親と子が逆転したときの金額」です。

例えば上図の例ですが、お父さんから子供たちに年間600万円を給与として支払っていました。
お父さん夫婦の事業所得は500万円
この2つを合計してすると1,100万円なので、この利益をどうやって分配するかが基本となると考えています。
そして重要なのは「お互いの夫婦の生活にいくら必要なのか?」です。
息子さんは年間600万円の収入があったためそれを維持しなければなりません。
そのためお父さんに支払える給与は400万円となります。
お父さんにも生活があります。
100万円が減った400万円で思い浮かぶ生活ができるのか?
50年以上も働いてきているので、それなりに豊かな生活もしたいと思います。
年金も含めてこの金額でその思い浮かぶ生活ができるのか?
ここがかなり重要だと思います。
これがわかれば、あとは「いいとこ取りの微調整」をしていきます。
例えばお父さん夫婦に給与で支払うとそれは資産となり相続に影響がでます。
もしお父さん夫婦が「子供が稼いだお金は、その子供に残したい」と願うのであれば、夫婦の収入を増やし節制対策をしたりします。
こんな感じで少しづつ整理して決定していくケースが僕の場合は多いです。
子供に自分の資産を伝えるのはなかなか難しいし、それを聞く子供もなかなか難しい…
そんなときは、ぜひお近くの商工会議所や商工会へご相談ください。
難しい案件は無料で支援いただける専門家もたくさん紹介できると思います。
商工会議所には個人事業主の方々の相談が多いので難しい案件はそれほどないように思えますが、皆さん頭を悩ましているのが「新代表である息子さんから、先代のお父さんに対しての給与額」です。
お父さんは以外にも「このくらいほしい」と具体的な金額は言いません。
そして息子さんからも「このくらいでいい」は言いづらい状況です。
で、結局最後まで決まらない…
そんな感じが多いような気がします。
そんなときに僕は基本を伝えて最終的に第三者に入ってもらうようにしています。
まず基本となるのは「親と子が逆転したときの金額」です。

例えば上図の例ですが、お父さんから子供たちに年間600万円を給与として支払っていました。
お父さん夫婦の事業所得は500万円
この2つを合計してすると1,100万円なので、この利益をどうやって分配するかが基本となると考えています。
そして重要なのは「お互いの夫婦の生活にいくら必要なのか?」です。
息子さんは年間600万円の収入があったためそれを維持しなければなりません。
そのためお父さんに支払える給与は400万円となります。
お父さんにも生活があります。
100万円が減った400万円で思い浮かぶ生活ができるのか?
50年以上も働いてきているので、それなりに豊かな生活もしたいと思います。
年金も含めてこの金額でその思い浮かぶ生活ができるのか?
ここがかなり重要だと思います。
これがわかれば、あとは「いいとこ取りの微調整」をしていきます。
例えばお父さん夫婦に給与で支払うとそれは資産となり相続に影響がでます。
もしお父さん夫婦が「子供が稼いだお金は、その子供に残したい」と願うのであれば、夫婦の収入を増やし節制対策をしたりします。
こんな感じで少しづつ整理して決定していくケースが僕の場合は多いです。
子供に自分の資産を伝えるのはなかなか難しいし、それを聞く子供もなかなか難しい…
そんなときは、ぜひお近くの商工会議所や商工会へご相談ください。
難しい案件は無料で支援いただける専門家もたくさん紹介できると思います。
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