ポイントカードが「値引き」や「安売り」のだけの道具になっていたらもったいない
2020/01/25
ポイントカードは、多くのお店が始めようとするお客さまへのサービスです。
起業の相談でも、ポイントカードを作りたい!と計画しているお客さまも多く、特にリラクゼーションとか理美容の方の導入も多いと感じています。
僕はこのように質問します。
◯なぜ、ポイントカードを導入するんですか?
その答えの多くが
・囲い込み
・売上げアップ
・客単価アップ
本当にポイントカードで実現できるんでしょうか…
コレは僕の持論ですが、ちょっと疑問です。
そう、ポイントカードは、そのお店が『使い方』をしっかりと把握していないと、単なる割引になってしまうと確信してきます。

◯小規模なお店がポイントカードを持つ理由
僕はこのように思っています。
◯ポイントカードをきっかけにコミュニケーションが生まれる
ポイントカードはお持ちですか?
たくさんのポイントカードが溜まっていますね?
後もう少しで満点ですね?
お客さまに声をかけるきっかけの一つがあるかもしれません。
そして、ポイントカードが溜まっていれば「このお客さまは、いつもウチのお店を利用してくれる人だな」と一目で分かります。
そのようなお客さまにお逢いした時「いつもご利用ありがとうございます」など「お客さまの事をいつも見ていますよ」と感じさせるような声掛けが出来るかもしれません。
◯お客さまの事を知ることができる
今、お客さまから連絡先等の個人情報をいただくことは大変むずかしいと感じています。多分ですが信頼をある程度深めないと教えてくれないと思います。
例えばポンタカードはカード発行時に「匿名」が売りでした。僕は持っていないので間違っているかもしれませんが、たしかポイントを使うときに個人情報を提供する…そんな感じだったと思います。
初めて来店されたお客さまにポイントカードを発行する、そして上記コミュニケーションでお客さまとの信頼を深める。
そして、お客さまの個人情報をいただく(信頼をより深める)こんな事が可能だと思います。
◯お客さまに「特別扱い」を感じていただくことが出来る
お客さま自身がお気に入りだと思っているお店で「特別扱い」を体感できた時、それはとても嬉しいことだと思います。
以前、テンホウの大石社長にこう聞いたことがあります。
「ポイントカートは、お客さまが特別扱いを感じてもらうためにやっている」
テンホウのポイントカード(いまはやっていないような…)はすべてのお客さまにお出ししていなかったようです。
僕自身も、先輩が会計の時ポイントカードを出していて、あれ?ポイントカードなんてあったんだ…って思ったことがあります。
ポイントサービスが目的ではなく、特別扱いを感じてもらうことが目的になっている一例です。
その他にも、あと◯◯円でポイントが付きますよ、なんて購買単価のUPももちろん見込むことが出来ます。
ポイントカードは、何も意識しないと「安売り、値引き道具」になってしまいます。
でも、何かを意識すると、それは「未来への売上や儲けの投資(広告宣伝費)」に返信すると思います。
ポイントカード、うちのお店ではどんな目的で導入しているの?
再認識していただくと、もっと、もっと効果の高い道具になると確信しています。
■こちらの記事も合わせてお読みいただけたら嬉しいです
起業の相談でも、ポイントカードを作りたい!と計画しているお客さまも多く、特にリラクゼーションとか理美容の方の導入も多いと感じています。
僕はこのように質問します。
◯なぜ、ポイントカードを導入するんですか?
その答えの多くが
・囲い込み
・売上げアップ
・客単価アップ
本当にポイントカードで実現できるんでしょうか…
コレは僕の持論ですが、ちょっと疑問です。
そう、ポイントカードは、そのお店が『使い方』をしっかりと把握していないと、単なる割引になってしまうと確信してきます。

◯小規模なお店がポイントカードを持つ理由
僕はこのように思っています。
◯ポイントカードをきっかけにコミュニケーションが生まれる
ポイントカードはお持ちですか?
たくさんのポイントカードが溜まっていますね?
後もう少しで満点ですね?
お客さまに声をかけるきっかけの一つがあるかもしれません。
そして、ポイントカードが溜まっていれば「このお客さまは、いつもウチのお店を利用してくれる人だな」と一目で分かります。
そのようなお客さまにお逢いした時「いつもご利用ありがとうございます」など「お客さまの事をいつも見ていますよ」と感じさせるような声掛けが出来るかもしれません。
◯お客さまの事を知ることができる
今、お客さまから連絡先等の個人情報をいただくことは大変むずかしいと感じています。多分ですが信頼をある程度深めないと教えてくれないと思います。
例えばポンタカードはカード発行時に「匿名」が売りでした。僕は持っていないので間違っているかもしれませんが、たしかポイントを使うときに個人情報を提供する…そんな感じだったと思います。
初めて来店されたお客さまにポイントカードを発行する、そして上記コミュニケーションでお客さまとの信頼を深める。
そして、お客さまの個人情報をいただく(信頼をより深める)こんな事が可能だと思います。
◯お客さまに「特別扱い」を感じていただくことが出来る
お客さま自身がお気に入りだと思っているお店で「特別扱い」を体感できた時、それはとても嬉しいことだと思います。
以前、テンホウの大石社長にこう聞いたことがあります。
「ポイントカートは、お客さまが特別扱いを感じてもらうためにやっている」
テンホウのポイントカード(いまはやっていないような…)はすべてのお客さまにお出ししていなかったようです。
僕自身も、先輩が会計の時ポイントカードを出していて、あれ?ポイントカードなんてあったんだ…って思ったことがあります。
ポイントサービスが目的ではなく、特別扱いを感じてもらうことが目的になっている一例です。
その他にも、あと◯◯円でポイントが付きますよ、なんて購買単価のUPももちろん見込むことが出来ます。
ポイントカードは、何も意識しないと「安売り、値引き道具」になってしまいます。
でも、何かを意識すると、それは「未来への売上や儲けの投資(広告宣伝費)」に返信すると思います。
ポイントカード、うちのお店ではどんな目的で導入しているの?
再認識していただくと、もっと、もっと効果の高い道具になると確信しています。
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2019/03/20
会員カード・ポイントカードつくりたいんだけど…このご相談、結構多いと思っています。なんで作るんですか?そう尋ねるとほとんどの方はこのように答えます。おなじみのお客さまを増やしたいから!※ストレートに言うと「顧客の囲い込み」そして、専門家や金融機関の方々も同じアドバイスをする方々…