【今日の相談】バイヤーさんはFCPシートのどこを見ている?
2022/11/21
食品製造業の事業者さんや営業担当者だったらご存じの方も多い自社商品をバイヤーさんに説明する資料に「FCPシート」という業界標準シートがあります。
食品関係の商談会は必ずといっていいほどFCPシートを提出します。
そのFCPシートをバイヤーさんが見て、商談するかしないかを決める、いわゆる「書類選考」に使われるシートです。
本日の相談は、そのFCPシートを初めて作る事業者さんでした。
僕は食品流通関係の知識はほとんどないため、長野県の職員さんで県産品コーディネーターの宮本さんと一緒に伺います。
宮本さんは元大手スーパーのバイヤーさんで長野県にヘッドハンティングされた方なので、業界のことにはとても詳しく、かつ、長野県内の生産者さんとの信頼も深いため、諏訪地方にある企業さんもたくさん助けていたいています。
今回、宮本さんからバイヤーさんが見ているFCPシートの内容や、FCPシートのどこが気になるのかを教えてもらいました。
まず、バイヤーさんは作っている事業者さんも、商品も全く知らない状態です。
まずは、シートが丁寧に作られているか?を見るそうです。
必要事項は全部埋まっているのか?
写真は全部埋まっているのか?
見た目が美しいか?
などなど、パッとみてその事業者さんがどのような方なのかを推測するそうです。
事業者さんに感心が湧いたら、次は商品です。
たくさんのバイヤーさんは、たくさんのFCPシートを読みます。
そんなバイヤーなので説明は文章だとめんどくさいから、箇条書きで書くことで読んでもらえる確率が高くなるそうです。
ここまで読んでもらえると、興味から感心に移り、「実際にあってみようかな…」となるそうですが、もう一つハードルがあります。
それは、バイヤーさんのお店で実際に販売できるか?です。
発注方法、最低ロット、売り場にそのまま置けるか等々、頭の中で発注→保管→陳列をシュミレーションをしているそうです。
製造業の事業者さんは商品に対する思い入れやこだわりが多いので、少ない情報量で簡潔にまとめるのはとてもむずかしいと思います。
ただ一番は「丁寧に作る」です。
まずは、全部の項目が埋まっていて、空白がないようにすることがはじめの一歩だと思います。

食品関係の商談会は必ずといっていいほどFCPシートを提出します。
そのFCPシートをバイヤーさんが見て、商談するかしないかを決める、いわゆる「書類選考」に使われるシートです。
本日の相談は、そのFCPシートを初めて作る事業者さんでした。
僕は食品流通関係の知識はほとんどないため、長野県の職員さんで県産品コーディネーターの宮本さんと一緒に伺います。
宮本さんは元大手スーパーのバイヤーさんで長野県にヘッドハンティングされた方なので、業界のことにはとても詳しく、かつ、長野県内の生産者さんとの信頼も深いため、諏訪地方にある企業さんもたくさん助けていたいています。
今回、宮本さんからバイヤーさんが見ているFCPシートの内容や、FCPシートのどこが気になるのかを教えてもらいました。
まず、バイヤーさんは作っている事業者さんも、商品も全く知らない状態です。
まずは、シートが丁寧に作られているか?を見るそうです。
必要事項は全部埋まっているのか?
写真は全部埋まっているのか?
見た目が美しいか?
などなど、パッとみてその事業者さんがどのような方なのかを推測するそうです。
事業者さんに感心が湧いたら、次は商品です。
たくさんのバイヤーさんは、たくさんのFCPシートを読みます。
そんなバイヤーなので説明は文章だとめんどくさいから、箇条書きで書くことで読んでもらえる確率が高くなるそうです。
ここまで読んでもらえると、興味から感心に移り、「実際にあってみようかな…」となるそうですが、もう一つハードルがあります。
それは、バイヤーさんのお店で実際に販売できるか?です。
発注方法、最低ロット、売り場にそのまま置けるか等々、頭の中で発注→保管→陳列をシュミレーションをしているそうです。
製造業の事業者さんは商品に対する思い入れやこだわりが多いので、少ない情報量で簡潔にまとめるのはとてもむずかしいと思います。
ただ一番は「丁寧に作る」です。
まずは、全部の項目が埋まっていて、空白がないようにすることがはじめの一歩だと思います。