子ども向けだけど、大人が読んでもうんと気づきや参考になる本って沢山あると思います。
そんな本に出逢っちゃいました。




小学校5年生のケント君が、お父さんがおじいちゃんから継いだ街のレストランをお金を勉強しながら立て直すという内容です。


※作者「田中靖浩さん」のnoteから


ケント君のお父さんとお母さんが営むレストランは近くにファミレス等々が出来てお客さまが減り続けています。
お父さんとお母さんの会話はお金のことばかり。
そしてお母さんはついに働きに出ます。

ケント君はそんな状況から逃げ出したくて使うことを楽しみにしていた貯金箱を壊してゲームを買おうとします。

かちゃーん!って貯金箱を壊したら、なんとびっくりウサギのウサやんが現れます。

ケントくんはお父さんとお母さんが以前のように仲良くなるように、ウサやんと一緒にお金について学んでいきます。


ココまでの内容だと「よくある会計を教える内容なんだなー!」という感じですが、後半の「ワクワクを仕込む」やお友達のヒロシ君がカッコいい「笑顔があればいつかははねる」、お父さんがうんとカッコいい「ありがとうをふやす」、そしてウサやんからの手紙…

この部分でうんとあったかい気持ちになれて、オッサンウルウルでした。(そして、何回か読み返した)

レストランが題材なのでうんとわかりやすいし、こども向けなので1~2時間で読めちゃいます。それなのにとてつもなく気づきがあるこの本、多くの方に読んでほしいなーって思ったからご紹介しました。


タグ :商工会議所

書かなくても分かるだろ!
どんな業界にも暗黙のルールという常識があります。

これにまんまと引っかかってしまいました。




締切間近の商工会議所が申請するとある補助金の報告書を作り始めたら、補助金要項に記載してある内容に違和感を覚えたので、補助金の担当者へ連絡して確かめてみました。

そしたら

【担当者】
「あー、たしかに詳細は書いてないけど、これ常識ですから」

【僕】
「えっ、そうなんですか?」
「でも、他の補助金要項には記載されている場合が多いですが…」

【担当者】
「そうですけどねー、書いて無くてもそれが常識ですから」


担当者の説明する「常識」が、まさに業界の常識です。


やべー!!!!!

となったわけですが、その担当者はその代わりとなる知恵を教えてくれました。

現在、その知恵を使って報告書を作っているところですが
なんとか大失敗はカバーできるかも…という気持ちと、大丈夫かな…という気持ちが入り混じって変な気分です。

ただ言えるのはこのような状況を招いたのは「一夜漬けタイプの僕」です。
これを機に治せるようガンバリマス(泣)

タグ :商工会議所

数年ぶりにスキーをやろう!と決めている今年、スポーツ用品店に情報を仕入れに行ってきました。

この時期は長野県内のスキー場のパンフレットがたくさん集まっています。

その中で一番目についたのがこれ

『素人御免』




松本市?にある野麦峠スキー場のパンフ。

これを見たとき僕は「確かに…」と思いました。
というのも、僕も数回行ったことがありますが、締まった雪質にレーシーやテクニカルの方々がいっぱいのゲレンデにかなり引けた記憶が蘇ったからです。

こんなふうにちょっと来てほしい方々をわかりやすく発信してくれると逆に僕みたいな人も参考になります。

1人でも多くのお客さまが来てほしいのに、こんな発信ができる野麦峠はスゴイなーって、そして写真もそれらしくカッコいいです。
週末2連休ってどのくらい前にとったんだろうか…というくらい、久しぶりの土日休み。

ということで、大掃除して、しめ飾り作って、年末らしいことをしています。

ちなみに、しめ飾りは僕の仕事はココまで。
あとの飾り付けは親父がやります(僕にはまだ出来ない…)



今年もあと2週間。
スローとファストを組合せながら2021年を締めくくります。

今日も一日あっちにこっちに顔を出しながら頑張りました!
そして、嬉しいことも、応援したいことも沢山ありました。

ということで、今日のブログはおやすみな祭

明日もガンバリマス。



この時期の諏訪湖畔って天気のいい日はとっても居心地いいんです。
そして、うんとキレイなんです。

そんな諏訪湖に沢山の地元の方々が「ねー、今日は諏訪湖にピクニック行こうよ!」ってなってくれたらいいなー

そんな将来の諏訪湖畔を夢見ながら実験的に開催しているのが「みずべキッチン&カフェパーク」

僕の大好きな足湯前のふれあい渚をキッチンとカフェにしちゃおうという試みです。

本日、諏訪湖では2つの花火が上がります。
それにあわせて各々の商工会議所が「おもてなししましょう!」となり僕の担当は上諏訪。
いつもより多くのキッチンカーに出店をお願いしました。







このブログを書いている今、下諏訪の花火が上がっています。

地元の人が楽しむ、そして旅行者も楽しい諏訪湖。
どんどんそうなっていってほしいなと思っています。

お疲れさまでしたー







タグ :商工会議所

諏訪大社さんは上社、下社と2つのエリアがあって、それぞれにお伊勢さんでいう外宮と内宮があります。
そのうち上社さんは「勝ち神様」として有名で、その御利益を得たいため武田信玄や織田信長も上社さんを大切にしていたそう。
最近では政治家やアーチストも当選祈願やヒット祈願に訪れています。

本日、その上社さんの参道でお土産やさんを営み旅行者や参拝客をもてなしている社乃風の北原ヒロコ社長フジコさん(design NAP)との打合せでこんなエピソードをお聞きしました。


※画像は映画「神在月のこども」から諏訪大社の神様が神殿から現れたシーン。
※使用許諾済みです。

北原社長は2代目、50年ほど前にお父さんが「上社ドライブイン」として起業したそう。
その頃の上社周辺は田んぼだらけで近所のかたからは「カエルしか来ないわ!」と小馬鹿にされていたそう。

現在では信じられませんがその頃は旅行者なんてほとんどお参りに来ていなかったそうです。

ちなみに下社さんは甲州街道と中山道の結節点なので宿場町として沢山の旅行者が訪れていた…んじゃないかと。
現在でも、下社さんの参拝客が多いのは昔からの名残かもしれません。

そんな上社さんで参拝客をもてなすため、地道にいろいろな工夫をしたそうです。
最初のうちは地元の方に支えられていたそうですが、もともと旅行会社で働いていたお父さん(先代)は旅行会社を周り旅行者を少しづつ増やしていったそうです。

経営も大変だったそうですが「いま自分たちができる精一杯のコト」をやり続けていきました。
その地道さが実を結び、現在もなお地元にも旅行者にも愛される上社さんの参道として定着しています。

お父さんの努力が実り始め、旅行者が増え始めた頃の平成4年参道の一番先頭にとても大きくて近代的なドライブインが突如としてオープンしました。
駐車場も広く大型バスも沢山入ります。2階建てなのでご飯を食べるところも数百名が入るほどとても広かったコトを僕も覚えています。

大きな投資で一発当ててやろう!

そんな出店だったと思います。

でも、僕が商工会議所に転職した頃にはすでに閉店していました。
多分ですが10年は営業していなかったんぢゃないかな?と思います。

商売は勝負と例えるのは良くないことは重々承知ですが…
勝負の神様のお膝元で明暗を分けてしまった2つにドライブイン。

「欲の皮が張る」

あそこ最近沢山観光バスとか旅行者が来ているから儲けそうだ。
一発当ててやろう!

そんな気持ちの企業を上社さんが嫌ったのかもしれません。

上社さんが大事にしているのは「こじんまりでもコツコツと積上げていく事ができる人」なんだと思います。

その証拠に、北原社長のお土産屋さんの他にもう一軒ご家族で経営されているお店があります。
北原社長ともうんと仲がよく、協働して参道を良くしています。

こんなコトをお聞きして諏訪大社 上社さん流石だなーって。

ちなみに、北原社長は「スポーツ選手や受験生が参拝に来たらご利益うんと授かれるかも」と言っていました。


タグ :商工会議所

お客さまが「ほしい」と感じなければ商品は売れません。当たり前です。
お店や企業はその「ほしい」に火を着けるために日夜努力をしています。

11月に打ち上がる諏訪湖の花火にあわせて開催している「みずべキッチン&カフェパーク」でこの事をイタイほど痛感しています。

上諏訪温泉にある観光施設「間欠泉センター」と「足湯」の間に目立たない広場があります。
そこで、キッチンカーの皆さんに出店していただきお客さまが諏訪湖畔での一時をより楽しんでいただこうという企画です。

こんな写真のように湖畔を眺めながら友人や家族でモグモグしながらゆったりとした時間を過ごす…
こんな理想です。


紅葉も終盤の終盤を迎えている本日は10月に比べ半分以下ののお客さまの数。
それでも湖畔には沢山の方が休日を楽しんでいます。

ただ、こんなに人がいるのに…
みずべキッチン&カフェパークの広場にはなかなか人が移動してきてくれません。

そしてもう一つ、間欠泉センターから足湯への通路となっているので多くはありませんが人は通ります。
この方々を観察していると、キッチンカーにはあまり興味が無いらしく歩くスピードを落とす人も殆どいないのが現状です。

そんな状況で、本日出店にご協力いただいた「うごく蕎麦やさん」
全国でも稀な練りたて、打ち立て、切りたての蕎麦をキッチンカー内で調理しています。

店主の長崎さんはとっても雰囲気もよく、それを説明することができればきっとお客さまは「食べたい」と思うはずです。

そこで「十割そば」のノボリがあったので、人が多く行き交う湖畔からの入口においてみました。
そして、そこで人の反応を観察していました。

すると「十割そばだって」「どこどこ?」とか「新そばだって」「おいしそうだね」という声が沢山聞こえてきます。
その中から数組が実際にキッチンカーへ向かっていきます。

キッチンカーの前で興味を示すお客さまへ長崎さんの安心できる雰囲気でそばの説明。

そんな流れが少しだけ出来、予定数のそばは終了しました。


この流れのキッカケを作ったのが「十割そば」というのぼりです。
長野に来たらそばを食べてみたい、しかも十割ぢゃん、しかもキッチンカー

こんなふうにお客さまの心に日がついていったのかな…って。

普段から皆さんにお伝えしている「お客さまの「ほしい」に火を着けること」

実践してみると難しいですが、試行錯誤しながらお客さまの反応を見る、そして良いものを選択していく。
こんなことの積み重ねなのかなと実感している11月の週末なのでした。


■こちらの記事も合わせてお読みいただけたら嬉しいです。
2021/10/30
第3期利益の組立図を作るゼミ ~1日目で僕が一番気づいたこと、その2~
人って何かやろう!と思い立って行動したら、その行動に対しての成果を感じたいと誰もが思うはずです。そして、成果を感じることができなければ継続はほぼ無理だと思います。先日から始まった第3期利益の組立図を作るゼミナールは利益の組立図を作るだけではなく「実践」し「検証」するまでのサイクルを実際に体感…



タグ :商工会議所

このブログ、実は4年目に突入していて、おサボりはあるものの1日も欠かさず更新をしています。
これは自分でもびっくりです。

ブログを始めてみて変わったことがあります。
それは「情報収集に積極的になった」こと、そして「それを発信するために頭の中でざっくり整理できるようになった」ことです。

この2つ、商工会議所のスタッフにとってはとっても大切なことにも気づきました。

ただ、いいことばかりではありません。
商工会議所は事務仕事も結構あり、1日パソコンに向かっている日も多々あります。
そんなときは「何を書こうかな…」って本当にやなんでしまいます。

毎日ブログを更新している方っていろいろなことに目配り、気配りしてネタ(皆さんにお伝えしたいこと)を探している。

これ、本当にスゴイなーって感じています。

4年も継続していると嬉しいことも沢山あります。

その1つが「このブログをキッカケに近くの会議所に行ってみた、そして会員になった」という事業者さんが数名いたこと。

逆に同業者から怒られたこと。

見ていてくれている人がいるんだな…と自分でもびっくりしたりしています。

現在は夕方になるとブログを書かなきゃって心配になってくるほど日常化してきています。
なかなかお役に立つ情報が発信できないけど、とりあえず5年は続けてみようかなと思っています。

こんなブログですが、読んで頂いている皆様本当にありがとうございます。
このブログがきっかけとなって、全国500を超える商工会議所に相談しやすい事業者さんが1人でも増えたら嬉しいと願っています。

これからもよろしくお願いします。(諏訪商工会議所 中沢源雄 スワサブロー)



タグ :商工会議所

今日は一年で一番大事な仕事との一つがスタートした日。
第1回目が終わって振返りの会をしてます。


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プロフィール
中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ
中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ
中小企業を応援する長野県内の商工会議所に勤務するスタッフ。
企業で働くスタッフさん等すべての方が安心できて、生き生きと働ける地域社会になることが夢。
自転車活用研究会4Jチーム諏訪スタッフ。
MTB、Trekking、Ski、山菜huntingと自然の中で遊ぶのが大好き!でも、アウトドアの不便さは苦手…
座右の銘「単純なバカでありたい。