お客さまが「ほしい」と感じなければ商品は売れません。当たり前です。
お店や企業はその「ほしい」に火を着けるために日夜努力をしています。

11月に打ち上がる諏訪湖の花火にあわせて開催している「みずべキッチン&カフェパーク」でこの事をイタイほど痛感しています。

上諏訪温泉にある観光施設「間欠泉センター」と「足湯」の間に目立たない広場があります。
そこで、キッチンカーの皆さんに出店していただきお客さまが諏訪湖畔での一時をより楽しんでいただこうという企画です。

こんな写真のように湖畔を眺めながら友人や家族でモグモグしながらゆったりとした時間を過ごす…
こんな理想です。


紅葉も終盤の終盤を迎えている本日は10月に比べ半分以下ののお客さまの数。
それでも湖畔には沢山の方が休日を楽しんでいます。

ただ、こんなに人がいるのに…
みずべキッチン&カフェパークの広場にはなかなか人が移動してきてくれません。

そしてもう一つ、間欠泉センターから足湯への通路となっているので多くはありませんが人は通ります。
この方々を観察していると、キッチンカーにはあまり興味が無いらしく歩くスピードを落とす人も殆どいないのが現状です。

そんな状況で、本日出店にご協力いただいた「うごく蕎麦やさん」
全国でも稀な練りたて、打ち立て、切りたての蕎麦をキッチンカー内で調理しています。

店主の長崎さんはとっても雰囲気もよく、それを説明することができればきっとお客さまは「食べたい」と思うはずです。

そこで「十割そば」のノボリがあったので、人が多く行き交う湖畔からの入口においてみました。
そして、そこで人の反応を観察していました。

すると「十割そばだって」「どこどこ?」とか「新そばだって」「おいしそうだね」という声が沢山聞こえてきます。
その中から数組が実際にキッチンカーへ向かっていきます。

キッチンカーの前で興味を示すお客さまへ長崎さんの安心できる雰囲気でそばの説明。

そんな流れが少しだけ出来、予定数のそばは終了しました。


この流れのキッカケを作ったのが「十割そば」というのぼりです。
長野に来たらそばを食べてみたい、しかも十割ぢゃん、しかもキッチンカー

こんなふうにお客さまの心に日がついていったのかな…って。

普段から皆さんにお伝えしている「お客さまの「ほしい」に火を着けること」

実践してみると難しいですが、試行錯誤しながらお客さまの反応を見る、そして良いものを選択していく。
こんなことの積み重ねなのかなと実感している11月の週末なのでした。


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タグ :商工会議所

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プロフィール
中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ
中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ
中小企業を応援する長野県内の商工会議所に勤務するスタッフ。
企業で働くスタッフさん等すべての方が安心できて、生き生きと働ける地域社会になることが夢。
自転車活用研究会4Jチーム諏訪スタッフ。
MTB、Trekking、Ski、山菜huntingと自然の中で遊ぶのが大好き!でも、アウトドアの不便さは苦手…
座右の銘「単純なバカでありたい。