コロナ渦の急病、とても悲しい想いをしている方がいっぱいいるんだ…
2020/12/24
新型コロナ渦、各医療機関や介護施設は感染拡大予防のため関係者も出入りがほとんどできない状況になっていることがメディアでも報道されています。
志村けんがお亡くなりになったときも親族でさえ病室に入れず看取ることができなかった…と報道されていました。

先日、僕にとって一番の親友が救急で担ぎ込まれました
親友は僕の幼馴染です。
中学、高校とも同じ学校で過ごし、ちょっと疎遠になった時期もあったけど、とっても中のいい親友です。
自分の心内を本当に話せるし、理解者でもありました。
お互いの家族も、ちょっと似ていて…
45歳を過ぎたあたりから「老後になったら思いっきり遊ぼうぜ!」なんて定年になったあとのことなんかも話していました。
そんな彼が先日救急で病院に運ばれました。
僕がそれを知ったの数日前。
キッカケは親友への電話でした。
救急で運ばれた数日後、僕はそんなことも知らずに彼に電話をしました。
「忘年会しよう」
「今年も山の上で初日の出見る?」
こんな用件でした。
ただ、電話に出た彼はいつもと様子が違いました。
寝起きのような喋り方。「気持ち悪い」と連呼していました。
僕は「気持ち悪いのに起こしちゃって悪いね…心配しているから回復したら電話ちょうだいね」と言い電話を切りました。
その時はインフルエンザか風邪かにしか思っていませんでした。
約1週間が過ぎました。
彼からは電話がありません。心配になった僕は自分から電話をかけてみました。
彼は出ませんでした…
「体調も回復して仕事してんのかなぁ」と思っていたら、彼から折り返し電話がかかってきました。
「体調どうだい?」
その問いかけに対しての答えが…意外な内容でした。
「体の左側が自分の体ぢゃないようなんです…」
敬語を使う彼の言っている意味がぜんぜん理解できませんでした。
「何言ってるんだよ、わかんないよ」
彼はもう少し細かく説明してくれました。それも敬語でした…
そこで、僕は彼が重大な病気であることに少しだけ気付きました。そして不安でいっぱいになりました。
電話を切り、すぐに親友の家族へ電話しました。
そこで初めて急病で病院に運ばれたこと、いまもなお入院していること、そして多分電話で話している僕のことが解っていないことを伝えれました。
正直、ショックすぎて涙も出ませんでした…まさか親友がそんな事になっているなんて…
すぐにでも病院に駆けつけたい!
そう思いました…でもその願いはかないませんでした。
家族でさえ逢うことができない。
今はコロナ渦中の真っ只中、当然逢うことは出来るわけがありません。
自分にもそう言い聞かせるわけですが…
それは何もできない自分にとって悲しみを深めるだけでした。
それ以上に、家族は心配して悲しんでいるんだろうな。
そして、全国にはそんな人達が沢山いるんだろうな。
自分が当事者になり、この悲しみの深さを知ることとなりました。
来年春にはワクチンの接種も始まる予定だと報道されています。
1日でも早くこの危機が人々の協力と英知で乗り越えられ、こんな悲しみがなくなるようになってほしいと改めて願っています。
感染拡大を食い止める僕にも出来ること。
今以上に実践していきたいと思います。
志村けんがお亡くなりになったときも親族でさえ病室に入れず看取ることができなかった…と報道されていました。
先日、僕にとって一番の親友が救急で担ぎ込まれました
親友は僕の幼馴染です。
中学、高校とも同じ学校で過ごし、ちょっと疎遠になった時期もあったけど、とっても中のいい親友です。
自分の心内を本当に話せるし、理解者でもありました。
お互いの家族も、ちょっと似ていて…
45歳を過ぎたあたりから「老後になったら思いっきり遊ぼうぜ!」なんて定年になったあとのことなんかも話していました。
そんな彼が先日救急で病院に運ばれました。
僕がそれを知ったの数日前。
キッカケは親友への電話でした。
救急で運ばれた数日後、僕はそんなことも知らずに彼に電話をしました。
「忘年会しよう」
「今年も山の上で初日の出見る?」
こんな用件でした。
ただ、電話に出た彼はいつもと様子が違いました。
寝起きのような喋り方。「気持ち悪い」と連呼していました。
僕は「気持ち悪いのに起こしちゃって悪いね…心配しているから回復したら電話ちょうだいね」と言い電話を切りました。
その時はインフルエンザか風邪かにしか思っていませんでした。
約1週間が過ぎました。
彼からは電話がありません。心配になった僕は自分から電話をかけてみました。
彼は出ませんでした…
「体調も回復して仕事してんのかなぁ」と思っていたら、彼から折り返し電話がかかってきました。
「体調どうだい?」
その問いかけに対しての答えが…意外な内容でした。
「体の左側が自分の体ぢゃないようなんです…」
敬語を使う彼の言っている意味がぜんぜん理解できませんでした。
「何言ってるんだよ、わかんないよ」
彼はもう少し細かく説明してくれました。それも敬語でした…
そこで、僕は彼が重大な病気であることに少しだけ気付きました。そして不安でいっぱいになりました。
電話を切り、すぐに親友の家族へ電話しました。
そこで初めて急病で病院に運ばれたこと、いまもなお入院していること、そして多分電話で話している僕のことが解っていないことを伝えれました。
正直、ショックすぎて涙も出ませんでした…まさか親友がそんな事になっているなんて…
すぐにでも病院に駆けつけたい!
そう思いました…でもその願いはかないませんでした。
家族でさえ逢うことができない。
今はコロナ渦中の真っ只中、当然逢うことは出来るわけがありません。
自分にもそう言い聞かせるわけですが…
それは何もできない自分にとって悲しみを深めるだけでした。
それ以上に、家族は心配して悲しんでいるんだろうな。
そして、全国にはそんな人達が沢山いるんだろうな。
自分が当事者になり、この悲しみの深さを知ることとなりました。
来年春にはワクチンの接種も始まる予定だと報道されています。
1日でも早くこの危機が人々の協力と英知で乗り越えられ、こんな悲しみがなくなるようになってほしいと改めて願っています。
感染拡大を食い止める僕にも出来ること。
今以上に実践していきたいと思います。