軽減税率制度 ~ 露天、ケータリング営業編
2018/09/14
1年にせまっている消費税率10%への引き上げ。
とってもしつこいようですがご質問も多くなってきています。
本日はこんなお客さまとレジの買い替えについてご相談。
◯飲食店経営をしています。
◯持ち帰りのメニューがあります。
◯店内にも持ち帰り可能なPOPが掲示してあります。
◯イベントに出店して露天営業(食料品)をしています。
十中八九補助対象になると思いますが…
お話をしているうちに…
ふと「イベントでの販売税率はどうなる」と疑問がわきました。

露天営業だから基本「持ち帰り」だから8%だろう…
得意の、税務署に聞いてみました。
その答えはこうでした。
◯イベント会場に食事用のテーブルやイスが用意されていれば店内飲食と同じ「10%」となります。
税務署のQ&Aにはこのように説明されています。
ただ設備設置者(イベント主催者)が「疲れた人のお休み用として」だと主張すれば、このテーブルとイスは「飲食施設」に当たらないとも言えます。
とにかく、軽減税率はとてつもなくグレー。
そして、もっとヤバイのはお客さまが「会場で食べるよ」と言った場合です。
税率は買う時のお客さまの意思で決定します。
税務署のQ&Aにはこのように説明では
多分ですが…8%の税込価格でお釣りが少ない値段を設定すると思うので、
お客さんが「10%で買うからいいよ」とか言うとめんどくさいです。
ま、多分「値引きします」になると思いますが…
軽減税率制度は本当にグレーが多いです。
やってみなければわかりませんが、Q&Aを一読されても損は無いと思います。
■国税庁 Q&A
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/02.htm
■関連記事
とってもしつこいようですがご質問も多くなってきています。
本日はこんなお客さまとレジの買い替えについてご相談。
◯飲食店経営をしています。
◯持ち帰りのメニューがあります。
◯店内にも持ち帰り可能なPOPが掲示してあります。
◯イベントに出店して露天営業(食料品)をしています。
十中八九補助対象になると思いますが…
お話をしているうちに…
ふと「イベントでの販売税率はどうなる」と疑問がわきました。

露天営業だから基本「持ち帰り」だから8%だろう…
得意の、税務署に聞いてみました。
その答えはこうでした。
◯イベント会場に食事用のテーブルやイスが用意されていれば店内飲食と同じ「10%」となります。
税務署のQ&Aにはこのように説明されています。
「食事の提供」とは、飲食設備のある場所において飲食料品を飲食させる役務の提供をいいます。
ここでいう飲食設備とは、飲食料品を提供する事業者が設置したものでなくても、
設備設置者と飲食料品を提供している事業者との間の合意等に基づき、
その設備を顧客に利用させることとしている場合は、これに該当します(軽減通達9)。
ただ設備設置者(イベント主催者)が「疲れた人のお休み用として」だと主張すれば、このテーブルとイスは「飲食施設」に当たらないとも言えます。
とにかく、軽減税率はとてつもなくグレー。
そして、もっとヤバイのはお客さまが「会場で食べるよ」と言った場合です。
税率は買う時のお客さまの意思で決定します。
税務署のQ&Aにはこのように説明では
お持ち帰りを前提とした販売では「飲食施設を利用する場合はお申し出ください」等の掲示をして意思確認を行っても良いとなっています。
多分ですが…8%の税込価格でお釣りが少ない値段を設定すると思うので、
お客さんが「10%で買うからいいよ」とか言うとめんどくさいです。
ま、多分「値引きします」になると思いますが…
軽減税率制度は本当にグレーが多いです。
やってみなければわかりませんが、Q&Aを一読されても損は無いと思います。
■国税庁 Q&A
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/02.htm
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