各メディアは取り上げない中小企業賃金アップの現状【日本商工会議所調査結果】
2023/04/13
賃金アップの報道が3月から4月にかけて多くのメディアで報道されました。
その中で日本商工会議所が中小・小規模事業者さんに行ったアンケート結果もネタに上がっていました。
そのネタはこれ。
「賃上げ実施予定」は6割近く(58.2%、昨年同時期+12.4ポイント)
大企業だけではなく、中小・小規模事業者さんも賃上げするよということを強調したかったんだと思うんですが、僕が注目しているのは次の部分。
うち業績改善を伴わない「防衛的な賃上げ」は6割強(62.2%、昨年同時期▲7.2ポイント)
経営を守るため財源根拠のない賃上げをするという回答です。
ちなみに「防衛的とはなにか?」具体的な結果はコレです。
「従業員のモチベーション向上」(77.7%)が最多、「人材の確保・採用」(58.8%)が続く。
人手不足が多大に影響しているんぢゃないか…と予想します。
ちなみに、賃上げという決断をしなかった事業者さんの理由はコレです。
「自社の業績低迷、手元資金の不足」(68.4%)が最多。昨年同時期より7.8ポイント増加。
この判断、とっても正直なのでもしかしたらスタッフさん(従業員さん)の信頼は上がって賃上げするより効果があるかもとも思ってしまいます。あくまで企業風土次第ですが…
ともあれ「防衛的に賃上げをする」ことにチョット恐怖さえ感じてしまう、こんな日本って心配になったりします。
そして、大企業も実は防衛的賃上げだったりすと、その財源確保のため下請け中小企業に対し協力なんてしないんだろうな…
そんなことを心配して、そうならないようコメントとして発表したのが日本商工会議所 小林会頭(三菱商事 相談役)でした。
本当に心配です。
日本商工会議所「最低賃金および中小企業の賃金・雇用に関する調査」調査結果はこちらから見ることが出来ます。

その中で日本商工会議所が中小・小規模事業者さんに行ったアンケート結果もネタに上がっていました。
そのネタはこれ。
「賃上げ実施予定」は6割近く(58.2%、昨年同時期+12.4ポイント)
大企業だけではなく、中小・小規模事業者さんも賃上げするよということを強調したかったんだと思うんですが、僕が注目しているのは次の部分。
うち業績改善を伴わない「防衛的な賃上げ」は6割強(62.2%、昨年同時期▲7.2ポイント)
経営を守るため財源根拠のない賃上げをするという回答です。
ちなみに「防衛的とはなにか?」具体的な結果はコレです。
「従業員のモチベーション向上」(77.7%)が最多、「人材の確保・採用」(58.8%)が続く。
人手不足が多大に影響しているんぢゃないか…と予想します。
ちなみに、賃上げという決断をしなかった事業者さんの理由はコレです。
「自社の業績低迷、手元資金の不足」(68.4%)が最多。昨年同時期より7.8ポイント増加。
この判断、とっても正直なのでもしかしたらスタッフさん(従業員さん)の信頼は上がって賃上げするより効果があるかもとも思ってしまいます。あくまで企業風土次第ですが…
ともあれ「防衛的に賃上げをする」ことにチョット恐怖さえ感じてしまう、こんな日本って心配になったりします。
そして、大企業も実は防衛的賃上げだったりすと、その財源確保のため下請け中小企業に対し協力なんてしないんだろうな…
そんなことを心配して、そうならないようコメントとして発表したのが日本商工会議所 小林会頭(三菱商事 相談役)でした。
本当に心配です。
日本商工会議所「最低賃金および中小企業の賃金・雇用に関する調査」調査結果はこちらから見ることが出来ます。
