現在、新型コロナとの共存経営真っ只中なので「このお客さまコロナなのかカゼとかで体調が悪いのか判断できない」という状況は多々あるそうです。

特に、お客さまやスタッフさんがコロナに感染し悲しまないよう、ガイドラインを実践している企業に多いみたい。

ある宿泊施設(旅館)での出来事。

チェックインの際に宿泊ガイドラインに基づき手洗い、マスクの着用をお願いします。
そして、その宿泊施設はフロントで検温も実施しています。

先日、その検温で37.8度のお客様がいたそう。

スタッフさんは「間違えかな?」と思い、再度検温、でも38度弱。

失礼を承知で「お客さま、体調が悪くないですか?」と聞いたところ、意外な答えが。




『昨日の宿泊地で体調が悪くなって、病院で治療をしてもらい、そのまま1晩入院しました。』
『コロナの検査はしてもらったんですが…結果がわかりません』

『今日は宿がないのでなんとかしてもらえませんか?』

そんな嘆願だったそう。

その宿泊施設はどうしたのか…みなさんだったらどうしますか?


◯宿泊施設の準備がすごかった

その宿泊施設はこうなることを想定済みで「体調の悪いお客さまを宿泊してもらう専用の部屋」を用意してあったそう。
そして、対応方法も決めていたためお客さまも悲しむこと無く宿泊できたそう。

・部屋風呂のある客室(部屋から出ないでください。でも温泉は楽しんでくださいという旅館の心遣い)
・夕飯、朝食はお出しできません、でもスタッフがコンビニに買いに行って届けます。
・料金は夕食、朝食抜きの金額をお支払いください。
・チェックアウトの時間をずらしてください。

ざっくり上記のような対応だったそう。

なぜ、このような対応を用意してあったかというと、地元の病院とこんなやり取りがあったそうです。

旅館「チェックインの際に、体調が悪いお客さまがいたら病院は受け入れて(入院させて)くれますか」
病院『基本は無理です。地元にお帰りになるように伝えてください』

そうなんです、病院は
「感染が疑わしい場合は「受け付けない」」
「治療は居住地にて行う」

という方針」だそうです。


ただ、旅館としては追い返す訳には行きません。

こんな現実からの準備になったそうです。


ちなみに、お泊りになったお客さまより後日連絡『陰性』のご連絡があったそうです。


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タグ :商工会議所

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プロフィール
中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ
中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ
中小企業を応援する長野県内の商工会議所に勤務するスタッフ。
企業で働くスタッフさん等すべての方が安心できて、生き生きと働ける地域社会になることが夢。
自転車活用研究会4Jチーム諏訪スタッフ。
MTB、Trekking、Ski、山菜huntingと自然の中で遊ぶのが大好き!でも、アウトドアの不便さは苦手…
座右の銘「単純なバカでありたい。