商工会議所って色々な文章を送る場合が多いんです。その際の挨拶文(文章の書き出し)って実はわけも分からず使っていました。
先日、文章を送ったお客さまからご指摘をいただき「間違った使い方だったんだ…」と気づくことができました。

ご指摘をいただいてはじめて出す文章なので、その前に挨拶文について調べてみました。



◯大きく下記の5つになるそう
1)清栄(せいえい)
2)清祥(せいしょう)
3)盛栄(せいえい)
4)隆昌(りゅうしょう)
5)時下(じか)

それ以外にも下記が使われることがおおいんだって。

・繁栄(はんえい)
・健勝(けんしょう)
・多幸(たこう)
・発展(はってん)

では、それぞれの意味について整理していきます

【清栄(せいえい)】
「清栄」の「栄」は「繁栄」のことで、「清く栄えること」という意味を表し、「相手の健康や繁栄などを祝う」挨拶として用いられる言葉だそう。
企業だけでなく、個人宛の手紙にもつかうそうです。

【清祥(せいしょう)】
「清祥」の「祥」は、「さいわい」「めでたい」の意味を表し、「相手が健康で幸福に暮らしていることを喜ぶ言葉」として用いられる言葉だそう。
個人宛の挨拶文に向いていて、企業へには向いていないそうです。← 中沢はこれを使っていて指摘された。

【清栄(せいえい)】
「盛栄」の「盛」は「商売繫盛」のことで、「商売などが盛んであること」「相手の商売繁盛を祝う言葉」という意味を持つ言葉だそう。
会社が栄えていることを祝うものだそうです。

【隆昌(りゅうしょう)】
「隆昌」の「隆」も「昌」も「さかん」という意味です。「勢いの盛んなこと」「非常に栄えていること」を褒めたたえる言葉だそう。
企業に対して使うそうです。

ちなみに【盛栄】【隆昌】は商売繁盛を讃える言葉なので、相手の商売がうまくいっているかどうか不確かな場合には、この言葉を避けて【清祥】などを使う方が無難だそう。

【時下】
「時下」には、「近頃・この頃・この節・ただいま」といった意味があり、手紙やメール、ビジネス文書などに使う言葉出そう。
季節に関係なく使えるので、時候の挨拶の代わりに使えます。
また、親しい人(1度以上お会いした方)に使う言葉で、初めての方に使うと失礼にあたるそうです。

ちなみにそれ以外はこのような意味になるそう

・繁栄(はんえい):豊かに栄えていること
・健勝(けんしょう):体が丈夫ですこやかなさま
・多幸(たこう):とても幸せであること
・発展(はってん):物事が今より良い方向へ進んでいくさま


以上、送付状の挨拶文によく使用される言葉の意味を整理してみました。

「清栄」「盛栄」「清祥」といった言葉はにていても違う意味だったことが分かりました。
今後は、その時々にあった言葉を使っていきたいと思います。

ちなみの、今回は新型コロナの影響も出ていそうだし、それを乗り越えるため努力をしているので「発展」を使うことにしました。


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プロフィール
中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ
中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ
中小企業を応援する長野県内の商工会議所に勤務するスタッフ。
企業で働くスタッフさん等すべての方が安心できて、生き生きと働ける地域社会になることが夢。
自転車活用研究会4Jチーム諏訪スタッフ。
MTB、Trekking、Ski、山菜huntingと自然の中で遊ぶのが大好き!でも、アウトドアの不便さは苦手…
座右の銘「単純なバカでありたい。