今、商工会議所で仕事をしていて本当に違和感に思うこと、それは…

◯すでに実績があるイベントや事業をもっと効果のあるものにしよう!という話ができない。

ということ。

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、
仕組みを変えないでずっとやり続けているけど、外部環境の変化等々を考慮したり、違う視点から見てみたりすると、もっとステキな未来が見えるかもしれない、こんな事が「否定」と取られてしまうことです。


現在、10年以上、開催回数30回以上、地元の方の認知度も高いイベントについて色々な議論をしています。
現在の仕組みではこれ以上の将来は見込めない…
このイベントに係る多くの方が感じて、その一部の方々が勇気を出して会議で発言した事が議論の発端です。

当然、高い実績があるので「はい、そうですね、やめますね」とはならずに、「この仕組では負担がかかる方々がいることは重々承知だけど、開催を前提で前向きに話し合いたい」影響力のある方の一言で「再議論」となりました。

そのあとがザワザワする出来事です。
現在の仕組みを継続する、つまり、役者を変える議論になりそうな雰囲気があるからです。

無理がかかっている業務を誰がやるのか?
当然、マンパワーがある団体や企業が交換すれば顕著化している課題としては解決、
そして、現在の仕組みのまま継続です。

でも、もしかしたら、これを機会に違う仕組みを想像してみたら…
もっと明るい未来が実現できるかもしれません。

でも、このような発言は、商工会議所や行政等々には受け入れられない場合が殆どです。

「お前は、すぐに否定する。俺たちがどれだけ苦労してやっているのかわかるか?」

こんな感じで、とてつもなく嫌悪感を出してきます。

僕自身は否定しているわけでも、批判しているわけでもなく
「違う視点で見た時にもっと良い未来を発見するかもしれない」
否定ではなくて「なぜそのイベントを開催しているのかwhy」を改めて共有して、そして、色々な角度から磨きをかけてみる。
結果、今の仕組みが一番最善ならそれを継続すればいいし、新しい何かを発見すれば、その可能性を信じて実践に向けて企画やテスト等々をしていけばいい。

柔軟なコトを伝えているつもりなんですが、なかなか理解していただけません。

本当に「言い方が悪いのかなぁ…」と悩んだ時期もありました(実際に言い方が悪い時期もありました)
でも、原因はそれだけではない。最近では確信しています。

ずっとやってきたこと、それが結果が出ていて、認知度があればなおさらそんなコトをする必要はありません。
でも、変わらないことで維持できないことは多くの方が知識としては持っているはず。

現状を変化させる。それは何かを一時的に失うことだと教わりました。
失うことが怖いので変化を嫌う。

どうすれば、失うとわかっているけど変化に向けて実践をはじめるのか…
全然わかりません、難しい問題だなぁって思います。


タグ :商工会議所

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プロフィール
中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ
中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ
中小企業を応援する長野県内の商工会議所に勤務するスタッフ。
企業で働くスタッフさん等すべての方が安心できて、生き生きと働ける地域社会になることが夢。
自転車活用研究会4Jチーム諏訪スタッフ。
MTB、Trekking、Ski、山菜huntingと自然の中で遊ぶのが大好き!でも、アウトドアの不便さは苦手…
座右の銘「単純なバカでありたい。