台風や地震、そして今回の新型コロナ等の震災で小規模事業者等々がダメージを受けた時、日本政府は経済支援策を用意します。
その中で「特別融資」の窓口になるのが「日本政策金融公庫」という政府系の銀行になります。

国金(コッキン)や公庫(コウコ)と訳される事がほとんどで、経営者なら1度は聞いたことのある言葉ぢゃないかな…って思っています。




◯オススメは「地元の銀行」と「公庫」と信頼を作っておく
先程もご説明したとおり、公庫は政府直轄なので、政府の方針と連動して動きます。

今回の災害もそうですが、それに限らず「◯◯の産業を推進する」と政府が方針を出すと、それを推進する企業を応援する貸付制度がすぐに用意されます。

そして、もう一つ「信用保証協会」が付かないので、保証料もかかりません。
更に、元本の繰り上げや一括返済にも手数料がかからないのが特徴です。

そして、そして、最大の特徴が
「民間金融機関と違った審査がおこなわれる」ことです。

細かくは説明出来ませんが…
民間金融機関で融資しづらい案件も、公庫が助けてくれる場合があるし、民間金融機関と協調して融資を実行することもあります。

民間金融機関とはちょっと違う金融機関なので「2つの信頼」を作っていくことが良いと僕自身は感じています。


◯公庫との信頼関係の作り方
公庫の支店数は民間金融機関に比べ少ないんですが、担当するエリアは「全国規模」です。
例えば長野県は4つ(長野、松本、伊那、小諸)しかなくこの4つで全県を担当しています。
スタッフさんの人数も少ないため、とっても、とっても大変な仕事だそう。

なので、お客さまと直接合う機会も少なく、そんな事もあって商工会議所、商工会等々と協力しあっています。

そんな状況なので、公庫との信頼は

『計画通りに返済をする』

コレが一番、

そして

『商工会議所、商工会』と連絡を取り合う。

この2つになります。

民間金融機関のように「決算書」を提出したり、それを求めたりすることはありません。


公庫は『信頼があれば』『困った時でも助けてくれる』金融機関になるので、この機会でも結構なので、信頼関係を作っていくことをおすすめしたいです。
タグ :商工会議所

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プロフィール
中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ
中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ
中小企業を応援する長野県内の商工会議所に勤務するスタッフ。
企業で働くスタッフさん等すべての方が安心できて、生き生きと働ける地域社会になることが夢。
自転車活用研究会4Jチーム諏訪スタッフ。
MTB、Trekking、Ski、山菜huntingと自然の中で遊ぶのが大好き!でも、アウトドアの不便さは苦手…
座右の銘「単純なバカでありたい。