サラリーマンの僕だからよく解りますが、社内研修の多くはスタッフさん自信が「この研修に出たい」ではなく、会社から「この研修に参加してほしい」とお願い(命令)される場合が多いと思います。

自分の意志ではないから「この研修で何かを得たい!」という気持ちになるのは難しく…
僕自信の体験では「研修出るのやだな―、早く終わらないかな―」という気持ちで参加していました。

前職の企業さん、ごめんなさい。

でも、大人だから参加すればちゃんと勉強はするので、終わったあとに「おっ、意外によかったぢゃん」って思うこともあります。

でも、この「意外によかったぢゃん」がクセモノで、学んだこと、気づいたことを行動に移すか?といったら…文字通り3日ボーズで終わることが殆どでした。

みなさんもこんな経験ありませんか?
映画やミュージカルを見た後って、印象に残っているシーンをしきりにマネしますが、それもすぐに面白くなくなって冷めてしまう。

ん?ちょっと違うかも?すいません。

昨日、事業者さんの社内研修に無理言って参加させていただきました。
経営者も上司も含め全員が和気あいあいと研修をしている姿を拝見して「良い企業なんだな―」と思いましたが、今回の研修を企画した部長さんの悩みも同じでした。

研修直後はスタッフさんに良い変化があるけど、たった3日でもどってしまう。
まさに3日ボーズになってしまうことが悩みでした。



実は、商工会議所で開催する研修の多くも「意外によかったぢゃん」と感じてくれて、学んだノウハウを行動にうつしてくれますが、ほとんどの方が継続せずに終わってしまう。僕自身こんな悩みを抱えています。

その一番の理由は「研修に出た成果を実際に体感できないから」だと思います。

例えば、お客さまの来店数を増やしたい気持ちでSNS活用セミナーに参加します。
教わったことを数日やってみますが、思っていたような反応はありません。(ただ小さな反応は必ずあると思います)

自分が思っていた反応=成果がないから、だんだんツマラナクなります。
そして、行動すること自体がオックウになってきて…結局今までどおりという状況なのかな?と思います。(僕はこんな感じでした)

こんなことを見学から再認識できました。


では、研修会やセミナーでは何を意識したほうがいいのか?

僕は「研修の成果を体感する仕組みを用意する」ことだと思います。
これは、事業者側もそうだし、主催者側もそうだと思います。


人が一番嬉しいのは「自分の成長が感じられたとき」だと思います。僕自身もそうです。
研修の成果を体感できるということは、それが感じられることです。

そんな工夫をしていきたいと思います。


タグ :商工会議所

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プロフィール
中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ
中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ
中小企業を応援する長野県内の商工会議所に勤務するスタッフ。
企業で働くスタッフさん等すべての方が安心できて、生き生きと働ける地域社会になることが夢。
自転車活用研究会4Jチーム諏訪スタッフ。
MTB、Trekking、Ski、山菜huntingと自然の中で遊ぶのが大好き!でも、アウトドアの不便さは苦手…
座右の銘「単純なバカでありたい。