今年で4年目、小規模事業者さんが本当に活用出来る事業計画作成をみんなで学び、作成し、実践する「利益の組立図を作るゼミナール」は、毎回、組立図を実践している実際の事業者さんをお招きし、組立図を使ったらこうなったを発表していただいています。

今回は、新潟県にある、業界的にはミニスーパーと言われているコンビニくらい小さくて昔ながらのスーパーマーケット「エスマート 五泉」の経営者 プリン鈴木さん(以下、プリンさん)が引き受けてくれました。




プリンさんは3代目。
一時期はお店を閉めようと本気で考えていた時期もあったそうですが、今では地域の繁盛店として地元の方だけではなく遠方からの来店も多い業界でも注目されているお店です。

『あー、それ、うちが スーパーマーケットやっていた頃の話だね。』

打ち合わせの中で、そんな言葉を自然に発したプリンさん。

ゼミのコーチの1人である オフィス緑 中塚緑さんがこんな質問をして、その言葉の意味を説明してくれました。

「大概の人はエスマートをスーパーマーケットだと思うんです。」
「でもプリンさんはやっていた頃の話だねと、なんの違和感もなく話されました」
「プリンさんにとって、エスマートは何屋さんなんですか?」

その質問に、プリンさんは少し考えてこう答えます。

エスマートはお客さんの、ウキウキ度、ハッピー度をちょっとだけ上げられる店。
売っているのは食品なんだけど

この店来たら、なにかいいこと見つかるねとウキウキして足を運んでもらいたい。

昔はスーパーだったからね。
その言葉どおり、一生懸命ものを売っていたからです。
この商品を何個売ったら、利益がどのくらい増えるとか、商品を売ることだけを考えていたからスーパー。
坪効率とか商品回転率とかそういう目線で商売していたからスーパー。

でも、今は違うんです。

ニコッとなってもらうにはどうしたらいいのか?

うわー、このカレーパンあったかいね。本当に揚げたてだね。
このお客さまの喜びが、売上に繋がることに気づいたので、日々コレをやっています。


そして、中塚さんから、打ち合わせのときにプリンさんが言っていたもう一つの言葉の意図を聞きます。

プリンさん、打ち合わせの中で印象に残っている言葉があります。

『お客様への愛情だけで、商売するようになったんだよね。』

とっても素敵な言葉だなーと、思わずメモしてニジュウマルをつけています。

プリンさん

確かに言いましたね。
そこが、やっと理解できるようになったんです。

物が売れるという減少は、お客様が

あの店に行きたい。
あの商品を買いたい。
買って美味しかったから、もう一度行きたい。

そんな、心の循環を創らないといけないことに気づいたんです。

そうなると、人の心だけ見ていればいい。

坪効率とかって人の心に関係がないから、重視する必要がないことも気づきました。
お客さまの心が動く、暖かくなる。
そんな事を考えています。


とても印象的でした。


商売なので、商品を売るのが目的になりがちです。
プリンさんは、お客さまが商品を買った後のことを常に考えて行動しています。

お客さまも同様です。
商品を買った後の「快」を想像して購入しています。

お客様に寄り添う。
本当に解りやすい説明を聞くことができました。

ちなみにエスマート 五泉店のGoogle Mapsはこんな感じです。
らしいですよねー



タグ :商工会議所

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プロフィール
中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ
中沢源雄(スワサブロー)@商工会議所スタッフ
中小企業を応援する長野県内の商工会議所に勤務するスタッフ。
企業で働くスタッフさん等すべての方が安心できて、生き生きと働ける地域社会になることが夢。
自転車活用研究会4Jチーム諏訪スタッフ。
MTB、Trekking、Ski、山菜huntingと自然の中で遊ぶのが大好き!でも、アウトドアの不便さは苦手…
座右の銘「単純なバカでありたい。